宣伝指南 四十八手

 番外編 こんな販促もあります。
 
  宣伝は、もちろん、社内で企画するものではありますが、社外の企画と連動することも
  有効です。

  ここまで、自店の宣伝活動に取り組んでこられました「あなたのお店」であれば、きっと、
  社外の方の評価も高いものと思います。

  一度、積極的にアプローチをされることをおすすめします。
左の「CCCマーク」をつけている項目につきましては、「会員カードで
繁盛店ができるしくみ」
で、サポートしている内容となっております。

 
 番外-1 セミナーやイベントなどに参加しよう
  1)通常の宣伝(販促)は、最近の表現で言えば「BtoC」(ビーツーシーと読みます)
   という「取引形態」の中で、取り組まれています。

   ※「企業対消費者」という意味合いです。

    ほとんどのサービス業様、小売業様は、「企業対消費者」という形態で、営まれ
    ていますので、当たり前のことを当たり前に言っています。

  2)そのほかには、「C to C」(シー ツー シー)というのもあります。
    「消費者対消費者」という意味です。
    インターネットのオークションサイトなとでは、個人の出品者の商品を個人の方が
    購入されるということが、一般的になってきました。

  3)さらには、「B to B」(ビーツービーと読みます)というのもございます。

    「企業対企業」(企業間取引)という意味です。

    本項では、この「B to B」のおすすめです。
    ご商売の販路を、「対個人様」に限定するのではなく、「対企業」という視点に
    立つことで、新たな販売チャンスを広げることができます。

  4)お店をお持ちのあなた様のご商売は、いわば「受身」での販売が主となります。
    当然、お客様がこなければ、ご商売がなりたちません。

    そこで、ご提案です。
    身近な商工会などで、開催されます「セミナー」や「イベント」への参加をぜひ、
    おすすめいたします。

    よく「異業種交流会」というのもございます。

    要は、他業種様との関わりの中で、「気づきを得る」ことや、直接に「ご面識を
    得ること」で、ビジネスチャンスが産まれます。

    また、「イベント」などへの出展は、ある意味「出張販売」ということで、「従来、
    ご縁のなかった地域のお客様にご紹介できる好機」ともなります。

    さらには、「イベント」でなくても、会社や工場への「出張販売」という、考え方も
    良いかもしれません。

    意外と、あなたのお店が近くに来てくれることを心待ちされているかもしれません。
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  こうした新しい販路の開拓こそは、「オーナー様でないとできない仕事」です。

  只今、ご覧のインターネットも、新しい販路、販売方法の一つとなっています。


 
 番外-2 マスコミを活用しよう

  1)地元のメディアは、あなたのお店の情報を待っておられます。
   ポイントは、ご自分が記者になったつもりで、「キャッチコピー」をつけて、連絡を
   されますと、取り上げる方に伝わりやすくなります。

   例)地元で人気のお店です  (×)
     自然食材だけを使って人気、こだわりの「イタリアンレストラン」 (〇)
     毎日の生活の中で気軽に楽しめる「アートのあるくらし」を支援するお店(〇) 

   要は、記事を書く側にとって、「何がウリモノ」ということがわかっていると、取り上げ
   やすく、取材もしやすく、記事になり易いことに、当然なりますね。

  2)名古屋地域であれば、下記のメディアがおすすめです。

   ●中部経済新聞社  http://www.chukei-news.co.jp/
   ●時局社        http://www.jikyokusya.com/
   ●中日新聞       http://www.chunichi.co.jp/
   ●不定期ビジネスニュース ・・・知る人ぞ知る「メールマガジン」です。
     (速報版は、こちらです http://www.21sogyo.com/  )
     ・・・購読をおすすめいたします。
    
   ●また、業種によっては、専門紙や、ファッション雑誌もおすすめです。 

  3)最近は、HPから情報収集されることも多くなっております。

   それぞれの業種ごとに、検索サイトがあれば、ぜひ、登録をおすすめします。


 
 番外-3 近隣のお店とのタイアップは、いかがで
       しょうか?

  1)「お客様の誕生日プレゼント」や「呈茶サービス」など、同じ商品を手配をする
    のであれば、近隣のお店から購入するのは、いかがでしょうか?

   商品を購入するだけでなく、可能であれば、タイアップの企画ができれば、
   なお、便利です。

   例)お花屋さんとタイアップして、誕生日プレゼントに「花」のサービスをします。
     また、お互いのお店に、チラシを置いて、連携をします。

  2)できれば、近隣の商店街で、お互いに連帯することもおすすめします。
   「会員カード」の提示で、「特典」が受けられることで、お互いのお店に誘導
   すれば、相互にメリットがでてきます。

   競合するお店がないような場合には、ぜひおすすめします。

   例)お茶屋さんとタイアップ、会員カードの提示によって、「50円引き」の
     特典をつけてもらう。



 
 番外-4  リッツカールトンに学びましょう

  1)「リッツカールトンホテル」の「クレドカード」を「第2心得」で、ご紹介いたしました。
    その続編です。

    リッツカールトン様の経営哲学には、本サイトをご覧のお客様にとりましても、学ぶ
    ことがたくさんございます。  

    特に、サービス業などの「接客業務」に携わるかたに必要な技術や考え方を
    習得することができます。 

    前項でもご案内のように、多くの書籍でも紹介されておりますので、「座右の書」
     として、ぜひ、1冊お求めになられますことをおすすめいたします。

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  2)その中から一部を今、少しご紹介させていただきまして、本ご指南の終了と
    させていただきます。 

   最後まで、お読みくださいまして、ありがとうございました。

 

 <モットー>
 “ We are Ladies and Gentlemen serving Ladies and Gentlemen.”

 (意訳)私たち紳士・淑女が、紳士・淑女のお客様方に奉仕いたします。
  ・・・従業員達をも「紳士・淑女」と表現していることが素晴らしいですね。

 <従業員への約束>
  リッツ・カールトンではお客様へお約束したサービスを提供する上で、
  紳士・淑女こそがもっとも大切な資源です。

  信頼、誠実、尊敬、高潔、決意を原則とし、私たちは、個人と会社
  のためになるよう、持てる才能を育成し、最大限にのばします。

  多様性を尊重し、充実した生活を深め、個人のこころざしを実現し、
  リッツ・カールトン・ミスティーク高める‥
  リッツ・カールトンは、このような職場環境をはぐくみます。

 <サービスの3ステップ>

 1 あたたかい、心からのごあいさつを。
   お客様をお名前でお呼びします。

 2 一人一人のお客様のニーズを
   読みし、おこたえします。

 3 感じのよいお見送りを。
    さようならのあいさつは心をこめて。

   お客様のお名前をそえます。

 < サービス・バリューズ>

 私は リッツ・カールトンの一員であることを誇りに思います。

 1 私は、強い人間関係を築き、生涯のリッツ・カールトン・ゲストを獲得します。

 2 私は、お客様の願望やニーズには、言葉にされるものも、されないものも、
  常におこたえします。

 3 私には、ユニークな、思い出に残る、パーソナルな経験をお客様にもたらす
  ため、エンパワーメントが与えられています。

 4 私は、「成功への要因」を達成し、リッツ・カールトン・ミスティークを作るという
  自分の役割を理解します。

 5 私は、お客様のリッツ・カールトンでの経験にイノベーション(革新)をもたらし、
  よりよいものにする機会を、常に求めます。

 6 私は、お客様の問題を自分のものとして受け止め、直ちに解決します。

 7 私は、お客様や従業員同士のニーズを満たすよう、チームワークとラテラル
  ・サービスを実践する職場環境を築きます。

 8 私には、絶えず学び、成長する機会があります。

 9 私は自分に関係する仕事のプランニングに参画します。

 10 私は、自分のプロフェッショナルな身だしなみ、言葉づかい、ふるまいに
  誇りを持ちます。

 11 私は、お客様、職場の仲間、そして会社の機密情報および資産について、
  プライバシーとセキュリティを守ります。

 12 私には、妥協のない清潔さを保ち、安全で事故のない環境を築く責任が
  あります。


 場面ごとによって、「メールでの対応をおすすめ」したり、 「はがきなどのDM」を
 お勧めいたしますが、操作イメージは共通となっておりますので、どうぞご安心
 ください。
  ハガキでのDM手順は、こちらをご覧ください。
  SPプログラム-ベーシックメニューを事例に、ご紹介しています。
  ※詳細の発行手順は、こちらでもご案内しております。 
  メールでの発信は、こちらをご覧ください。
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  ※詳細の送信手順は、こちらでもご案内しております。